能動と受動と「中動」

読売新聞をずっと取っているのですが

日曜日は読み応えがあります。

 

毎週、興味深いのは「あすへの『考』」

1面丸ごと使って、結構硬派なインタビュー記事です。

 

今日は、雑誌「精神看護」を発刊している「医学書院」編集者の白石正明氏

(余談ですが、新聞に掲載されているお写真、眼に輝きがあり64歳とはとても見えません)

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その記事の中で「中動態」のお話がありました。

「中動態」?

初めて聞いた言葉です。

 

哲学者 國分功一郎さんの「中動態の世界」という本に書かれている言葉で

古代ギリシャ文法には

「能動態」「受動態」の他に

「中動態」というのがあったそう。

 

例えば「惚れる」

これが中動態 なんだそうです。

自分で意図して惚れているのではないから、能動ではない

では、受動?

いやいや、その人から

「惚れろ」と言われて惚れてる訳じゃない。

 

おのずと自分のうちから湧き上がってくる感情

それを「中動」というのだそう。

 

最近は、なんでも意思が評価され

「意思」的に個人の能力を高めることが評価される。。でも、この「中動」という切り口で見たら

もっと違う価値観が見出せるのでは。。。

 

というお話でした。

 

非常に興味深く、もっと知りたい

そう、思わせる記事でした。

 

 

 

成田修造さんと成田家

以前、ブログでご紹介した

イエール大学助教授の成田悠輔さん

 

彼の弟さんで、

クラウドワークス副社長の成田修造さんが

YouTubeで、兄のこと、ご自身のこと、

ご家族のことを

いろいろ話されているのを

興味深く拝見しました。

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お父さんは、彼が14歳の時失踪された

というのはお兄さんも話されていたのですが

 

失跡した父を探しあて、家族で迎えに行ったら

逆ギレされて追い返されたこと。。。。

 

その2年後、お母さんが倒れられ

障害者になり、家事全般から家計管理まで

全て高校生の修造さんが担われていたこと。。。

 

今流行りの「親ガチャ」でいえば

かなりの「ハズレクジ」

 

でも、彼の言葉が凄いです。

 

なんで乗り越えられたのかと聞かれ

「自分の未来が明るく見えたから」だと

 

「幸せなのは磯野家(サザエさんの)

でも、面白いのは成田家」だと

 

そこに、誰にも頼らず、誰のせいにもせず

自分自身の力で生き抜く

という強い気概が感じられ

 

どこか

深い絶望の深淵を常に抱えているような

兄の悠輔さんとの

違いを感じずにはいられませんでした。

 

いつか、スポーツ球団を持ちたい

学校を作ってみたい、と語る彼

 

多分、彼なら実現させるでしょう。

 

兄が考える理想の「完全無欠の教育」

それを弟である彼が、

理想から現実に落とし込む。

 

そんな、成田兄弟の行く末に目が離せません😊

 

 

 

国際ロマンス詐欺

先日、NHK

国際ロマンス詐欺に7,500万円騙し取られた

漫画家さんのドキュメンタリーが

放送されていました。

 

ハリウッドの有名俳優になりすまし

甘い言葉で誘惑、なんだかんだと手の込んだ理由をつけ、お金を送金させる。。。。

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日本に来る、という言葉を信じて

自宅に大きなソファーベッドを新しく購入して待っていた、という彼女。

 

どうして、そんな怪しげな話を信じてしまうのか、上手くできた詐欺の仕組みもそうなんでしょうけど、だいたい、小金を持ってそうな中高年で良いお年頃の女性がターゲットみたい

 

やはり子育ても終わって出来た心の空洞に入り込んでくるんでしょうね。

 

私のSNSに、ハリウッドスターから

DMがきたら、やっぱり気になってしまうと思うので、うかうかと騙されないように

心に空洞をつくらぬよう気をつけねばなりません😅

 

 

 

オサムグッズ

今頃ですが

今年の卓上カレンダーをAmazonでポチリ

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最近、またよく見かけるオサムグッズです。

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かわいいーー😍

 

中高生の頃、流行りましたよねー

オサムグッズ

よくミスタードーナツオサムグッズのお弁当箱とか貰えたので

それが欲しくて、ドーナツいっぱい食べに行ったり笑

 

オサムグッズの商品は、サンリオなどと比較するとちょっとお値段がお高めの印象があり、

ビンボー生まれの私は

かわいい女の子キャラの書かれたトートバックを持っているイケてる同級生が羨ましかったものです。

 

この年になると、あのキャラの描かれたバックはさすがに無理がありような気がします。

(女の子はジルってお名前だそうで。。。今頃知りました😆)

 

なので

毎月替わりのカレンダーを眺めて

気持ちだけ女子高生に戻りましょう✨✨

 

(というか、私たちの年代でもてはやされていたのは、女子高生じゃなくて、女子大生でしたよね)

 

 

 

 

 

昭和妻

昭和妻 

って、言葉があるんですねー

 

大企業の年収1000万程度の夫を持つ専業主婦

のことらしいです。

 

マイホームと、消費と、子供の教育に血道を上げ

富裕層への憧れが強い

でも、年収1000万程度なので自転車操業

っていう、なんか悪意に満ちた記事でした笑

 

マイホーム欲しいっていうのは

誰しも普通にあるわけですが

昭和妻が望むのは 「タワマン」

 

消費だって、普通に生きていれば

なにがしら消費はするんだけど

昭和妻が欲しがるのは「ブランドもの」

 

子供に行って欲しいのは

聞こえのいい「一流大学」

 

要するに見えっぱり?

バブルに青春時代を送った世代

あるあるです。

 

かくいう私も、身に覚えがあります笑

が、ひとつ違うのは

専業主婦にはならなかったことかなー

まぁ、まだローンは残っているけど

マイホームも手に入れ

子供二人とも大学に入れ

ちょうど定年には、下の子も社会人になっているはず

 

定年後再雇用制度が始まり、希望すれば定年後も働くことができるけど

会社勤めはそろそろ切り上げて

お小遣い程度でいいので

継続して収入を得ることができる副業

何かできないかしらね

 

なんて、ぼんやりとした将来の計画。。。

を、考えつつ

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カフェで

大きなイチゴタルトを頬張っております😆

 

いろいろ考えないといけないこともあるけど

やっぱり

お気に入りのカフェで

窓際のカウンター席から

夕暮れにかけて陽が沈んでいくのを

ぼんやり眺めている時間は

何ものにも代え難いですね✨

 

 

 

 

 

「マイバースデー」とユリイカ増刊号「タロットの世界」

最近、YouTubeでよく見ているのは

トランプ占いやタロット占いの動画です😆

 

まだ、私が中学生くらいのころ

「マイバースデイ」という雑誌があって

星占いが中心でしたが

時々タロット占いの記事もあり

好きで毎月買ってました

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細密で美しいイラストが表紙でとても魅力的でした。

まつざきあけみさんが描かれてたんですねー

 

付録のタロットを使って占いの

真似事をしてみたり

それに飽き足らなくなって

自分で厚紙に色鉛筆でイラストを描いて、

自作タロットも作ったりしてました😆

 

子育てに追われている頃は

占いなんて、時々雑誌の巻末にあるのを読むくらいだったのですが、

あの頃は、きっと人生の方向性に迷うことがなかったんでしょうね

 

今、またいろいろなことが

ゼロベースになりつつあり、

これからどうしようかなー、

なんてことも考えだすと

また占いに興味が出てきて

鏡リュウジさん監修の「タロットの世界」を

Amazonでポチリ

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届いて表紙を見ると

購入前は気が付かなかったのですが

小さく萩尾望都氏のお名前が。

 

あれ?寄稿してるのかな?と

パラパラめくると

氏が1976年に雑誌の付録としてイラストを描かれてタロットが再録されているではありませんか!

 

それもしっかり厚紙で!

これはマニア垂涎です😆

 

いつかまた自作タロットを作ってみようと

考えているので

マイバースデーの付録になっていたまつざきあけみ氏のタロットもいつか入手したいわ〜

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などと考えております✨

 

ミシュラン一つ星の和食

大阪市内のミシュラン一つ星の和食で

ランチしてきました。f:id:starfieldwest:20220122162234j:image
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どれも、良い素材を使い

丁寧に作られています。

目にも美しいお料理と

器も季節のあしらいで

眼福です。

 

若い女性の板前さんがお料理されていたのですが

帰り際、「騒がしくてすいません」と

わざわざご挨拶に来てくださいました。

 

この日は、板前さんがされている料理教室のイベントの日だったようで

カウンターでお料理と日本酒をみなさんで楽しまれていました。

 

残念ながら、車だったので

お酒は楽しめなかったのですが、

機会が有れば、またお伺いしたいです💕